外反母趾の症状
靴を履くと足の付け根が痛くなるということはありませんか? 放っておくと歩くだけで痛くなり、歩けなくなってしまいます。 最悪の場合、手術が必要になります。手術後もリハビリが続き、治すのが大変になります。 そのためにも、早期に診断し、治療が必要です。。 まずは外反母趾かどうか自己診断してみましょう。外反母趾自己診断
立った状態で足の親指の角度を測定します。15度以上だと外反母趾の可能性があります。 自己診断で15度以上だった人は、正確な診断をしてもらうため、 病院でレントゲンを取ってもらい診断してもらいましょう。
軽度 | 外反母趾角が20度以上 | 外反母趾と定義される |
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軽度 | 外反母趾角が20~30度 | 軽度の外反母趾 |
中程度 | 外反母趾角が30~40度 | 中程度の外反母趾 |
重度 | 外反母趾角が40度以上 | 重度の外反母趾 |
外反母趾の種類
足を見てください。足の親指が内側へ曲がっている 人は、靭帯性外反母趾です。親指の付け根の骨が出っ張っている 人は、仮骨性外反母趾です。 外反母趾は、痛みが出てきたらすぐに治療に取り掛かりましょう。 放置すると治りが遅くなったり、最悪の場合手術する必要がでてきます。
外反母趾の原因
靴があってなかったり、ハイヒールを履くことによって、 足先に体重がかかり、足の骨、筋肉のバランスが崩れて しまい、外反母趾が発症します。 通勤中や外出中は、ハイヒールを履いていてもオフィス内では、 サンダルやナースシューズなど歩きやすい靴に履き替えましょう。 外反母趾になりやすい人として以下の表を参照ください。
1 | 女性 | 筋力の問題の他に女性ホルモンが関係しているといわれています。女性の7割から8割の人が外反母趾を患っているというデータがあります。 |
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2 | 遺伝 | 身内で外反母趾の人がいる人は要注意です。外反母趾は、足の骨格にも原因があります。 |
3 | ハイヒールを日常的に履いている | 指先に体重がかかり、足の裏の筋力、骨のバランスが崩れます。ヒールが高ければ高いほど足先に負荷がかかります。 |
腰痛、肩こりの原因にも!?
外反母趾になると歩きにくくなり足をかばうような 歩き方になってしまいます。
そのため、膝のバランスや体全体のバランスがくずれ 体のゆがみが始まります。体がゆがんでしまうと、ゆがみを補正するため、 腰に疲労がたまり、腰痛になります。
また、腰痛をかばうため、猫背になり肩こりまで発症してしまいます。
外反母趾の治療方法および防止方法
手術を避けるために日ごろから足の運動をすることを おススメします。足の裏ほぐし
ゴルフボールを用意します。 足の裏全体でボールを転がし、足の裏をほぐします。 足の裏の凝り固まった筋肉をほぐしましょう。足の指グーパー運動
ソファーや椅子などにすわり、足を投げ出します。 足の指を曲げてグーを作ります。 次に一気に足の指を開けます。 この運動を繰り返すことで、足の筋肉がほぐされ足の疲労をとります。足の指でタオルを引き寄せる
椅子に座り、足の下にタオルを置きます。 広げたタオルを足の指で引き寄せます。 この運動を繰り返すことで、足の裏に筋肉をつけることができ、 崩れた足の裏のアーチ形成に役立ちます。足の指でゴムを引っ張る(ホーマン体操)
ソファーに座り、ある程度きついゴムを足の両親指につけます。 両足につけたゴムを引っ張ります。 10から20回程度行うことで足の親指に筋肉をつけます。<PR>